楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」の『1年無料キャンペーン』は2020年9月現在も継続中なので、毎月の支払いを下げたい、ルーター代わりにする、ネット環境変更不可能で速度が遅いなどで悩んでいる方は、楽天モバイル『Rakuten UN-LIMIT』がおすすめです。
上記のような悩みのある方には本当に私からおすすめなのですが、そうは言ってもなかなか難しい部分もあって、世間でいろいろ言われている楽天モバイルですので、『1年無料』と言われてもとなるはずです。
そのような状況をこの記事でできるだけ緩和し、契約しようとなってもらえればと思い、今回楽天モバイル『Rakuten UN-LIMIT』のメリット、デメリット、どのようなユーザーにならおすすめか、そしてトラブル続きの状況で『Rakuten UN-LIMIT』契約するべきか?、と4つの項目で説明していきます。
9月現在の楽天モバイル『Rakuten UN-LIMIT』※随時更新
本題に入る前に『楽天モバイル』の現在(7/8)を見ていこうと思います。
楽天モバイルは6月30日、4月8日に提供を開始した無制限プラン『Rakuten UN-LIMIT』の累計契約申し込み数が100万回線と発表
契約数が思ったより伸びていないと言われていますが、サービス開始して約3ヶ月で100万回線なら年内に300万回線いきそう。
やはり『1年無料キャンペーン』の効果が徐々に出てると思います。
単純に毎月7,000円払っているのが1年(12ヶ月)払わなくて、1年後から月2,980円(税抜)で済むなら飛びつきます。
後出しでの周波数変更
『Rakuten Mini』(楽天ミニ)でのBand 1(バンド1)非対応、Band 4、5が追加されていて仕様書と異なるトラブルが発生。
実際このBand 1がなくても問題なく使えるのですが、この無断変更がかなり話題になって、1年無料だしやろうかな、旧プランから乗り換えようかなとなっている最中のトラブルでユーザーが逃げた感じがします。私の感覚ですが。
今後の楽天モバイルの展開に期待
楽天ミニトラブルや表示トラブルなどで怪しい部分がありますが、1年無料の先どうなるか今後の展開に期待です。これは『Rakuten UN-LIMIT』ユーザーである私がすごく注目しているのでいろいろお願いします。楽天モバイルさん。
楽天モバイルとは
上記では楽天モバイルの現状を記述させていただきました。
ここから本題に入ります。楽天モバイルとは、
楽天モバイル株式会社がMNOサービスを開始したため、次第に自社回線へ統合していく方針で、2020年4月7日(MNOサービス正式開始の前日)をもって新規契約の受付を終了したウィキペディア(Wikipedia)から引用、抜粋しています
文章をお借りしていますが、楽天モバイルはMVNO(仮想移動体通信事業者)からMNO(移動体通信事業者)となり、2020年4月7日から『Rakuten UN-LIMIT』が提供されています。
楽天モバイル『Rakuten UN-LIMIT』料金プラン、概要
楽天モバイル『Rakuten UN-LIMIT』料金プラン
料金:月額2,980円(税抜)(2020.9現在、1年無料キャンペーン中)
料金プラン自体は月額2,980円(税抜)でデータ量、通話込になります。プラン詳細などをここから記述していきます。
対応機種
必ず、楽天モバイル『Rakuten UN-LIMIT』のSIMが動作する機種を使ってください。特に『iPhone』の方は注意してください。
楽天モバイル←楽天モバイル『Rakuten UN-LIMIT』に対応しているかは必ず確認してください。
『iPhone』と『Androidスマートフォン』の参考記事
私が過去に書いた記事ですがもう少し参考になるものが見たいなどがあればご覧になってください。
データ量
エリアによって使用量が変わります。
楽天モバイル←現在住んでいる住所が楽天回線エリアかパートナー回線エリアかを確認してください。
エリア | 国内 | 海外 | |
楽天回線 | パートナー | ||
データ通信量 | 使い放題 | 5GB | 2GB |
料金と照らし合わせても妥当な割り振りだと思います。パートナー回線エリアでも5GBとなっていて、格安SIMよりは使えるギガ数が多いです。
海外でわざわざSIMの入れ替え、別途手続きなどの必要なく使えるのはありがたいです。
9月更新:通話・SMS
7/10更新:『iPhone SE2』で『Rakuten Link(iOS版)』は『国内通話かけ放題』と『海外66の国と地域グローバル無料』が非対応の可能性
通話・SMSは『Rakuten UN-LIMIT』を通しての使用でほぼ月額2,980円(税抜)に収まります。
また通話・SMSは『Rakuten Link』で使用することをメインとしていますので、『Rakuten Link』が使えない、海外で使用する場合は別途料金が発生します。
通話:Rakuten Linkを利用した場合(iPhone、Androidスマートフォン)
発信 | 『RakutenLink』同士 | 国内、海外ともに0円 | |
『RakutenLink』以外 | 日本→日本 | 0円 | |
※海外→日本 | |||
日本→海外 | 国・地域別従量課金 | ||
※海外→海外 | |||
着信 | ※0円 |
※海外の場合は、海外指定66の国と地域からのみ着信、発信可能。その他の地域はWi-Fi接続中の場合のみ着信、発信可能。
SMS:Rakuten Linkを利用した場合(iPhone、Androidスマートフォン)
送信 | 『RakutenLink』同士 | 0円 | |
『RakutenLink』以外 | 日本→日本 | 0円 | |
※海外→日本 | |||
日本→海外 | 海外指定66の国と地域:0円、その他の地域:100円/ 70文字(全角) | ||
※海外→海外 | |||
受信 | ※0円 |
※海外の場合は、海外指定66の国と地域からのみ受信、送信可能。その他の地域はWi-Fi接続中の場合のみ受信、送信可能。
通話:通常利用の場合(iPhone)
発信 | 日本→日本 | 30秒:20円 |
海外→日本 | 利用できません | |
日本→海外 | 国・地域別従量課金 | |
海外→海外 | 利用できません | |
着信 | 日本でうける | 0円 |
海外でうける | 利用できません |
海外からは『Rakuten Link』なしでは利用できません。
SMS:通常利用の場合(iPhone)
送信 | 日本→日本 | 70文字(全角):3円 |
海外→日本 | 利用できません | |
日本→海外 | 70文字(全角):100円 | |
海外→海外 | 利用できません | |
受信 | 日本で受信 | 0円 |
海外で受信 | 利用できません |
海外からは『Rakuten Link』なしでは利用できません。
国際通話かけ放題
月:980円(税別)で海外66の国と地域への通話がかけ放題。
『電話アプリ』や『Rakuten Link』で日本→海外の通話、海外→海外の通話が月額980円でかけ放題となります。※海外から発信する際は『Rakuten Link』を利用。通常の電話を利用した場合、海外からの発信はできない。
発信 | 『Rakuten Link』 | 『電話アプリ』 |
日本→海外 | かけ放題 | かけ放題 |
海外→海外 | 利用できません |
申し込み方法は『料金プラン詳細画面上で通話サービス→国際通話かけ放題の「追加する」』から申し込み可能。
国際通話かけ放題の注意事項
- 国際通話かけ放題は契約日が属する月から課金開始。
- 国際通話かけ放題を月途中で契約した場合、契約日前までに利用した国際通話の料金は国際通話かけ放題の対象とならず従量課金。
- 国際通話かけ放題を解約した場合、解約手続き日にサービスが解約され、以降の国際通話は従量課金。
- 国際通話かけ放題は日割り対象外。
海外66の国
アイスランド、アイルランド、アメリカ(ハワイ)、アメリカ本土、アンドラ、イギリス、イタリア、インド、インドネシア、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、カンボジア、キプロス、ギリシャ、グアドループ、グアム、クロアチア、サイパン、ジブラルタル、シンガポール、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、デンマーク、ドイツ、トルコ、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィリピン、フィンランド、ブラジル、フランス、フランス領ギアナ、ブルガリア、ベトナム、ペルー、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マカオ、マルタ、マルティニーク、マレーシア、南アフリカ、ミャンマー、メキシコ、モロッコ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、レユニオン、ロシア(2020年3月3日時点)
楽天モバイルのメリット、デメリット
楽天モバイルの現状わかりました、楽天モバイルとは何かをわかっても、新規契約またはMNP(他社から、または旧楽天モバイル)するかと言われたら、契約しません。
実際この楽天モバイル『Rakuten UN-LIMIT』を使うにあたってメリット、デメリットを理解したうえで、判断していただければと思います。
デメリット
楽天ミニの件
このようなトラブルでユーザーを逃がしている部分があると思います。
データ使い放題のエリアが限定されている
『Rakuten UN-LIMIT』は使い放題となっていますが、使い放題の楽天回線エリアの対象になっているのが東京・名古屋・大阪などの一部地域に限定されています。
使い放題の楽天回線エリア外では、パートナー回線エリアが設けられており、このエリア内ではau回線を利用し、高速データ利用の上限は5GBまでとなります。※上限に達しますと最大1Mbpsでの通信となります。
7/10更新:『iPhone SE2』で『Rakuten Link(iOS版)』は『国内通話かけ放題』と『海外66の国と地域グローバル無料』が非対応の可能性
7/8 19:00更新『iPhone』で『Rakuten Link使用可能となったためデメリットから外します。
7/8現在『iPhone』で『Rakuten Link』使えない
7/8現在『iPhone』では『Rakuten Link』使えません。『Rakuten Link』は『Androidスマートフォン』のみ、使用可能。
このことからポイント還元されません。ポイント還元を適用させるには『Rakuten Link』のアクティベーションが必須となっているため、『iPhone』はこのポイント還元サービスは利用不可です。
こちらからの通話(発信)、SNS(送信)はすべて料金が発生します。また海外の使用は通話(着信)以外はすべて料金が発生します。
メリット
『1年無料キャンペーン』
やはり『1年無料キャンペーン』です。データ通信と通話・SMS含めての1年無料なのでこれ以上ないサービスです。毎月の使用料下げたい方、節約したい方などにおすすめです。
データ使い放題でテザリングし放題
『Rakuten UN-LIMIT』は楽天回線エリア内であればデータ使い放題です。
楽天回線エリアでも1日10GBを超えると通信速度が制限される、10GB超えてもその日だけ3Mbpsになるという情報がありますが、楽天モバイルからはそのような発表はないです。ここは何とも言えませんが、現在(7/8)は無制限で使えます。
※実際使っている私が感じているのはギガ数より、平日土日祝問わず19時~23時は遅いくらいです。1日平均30GBくらい使えてます。
契約縛りなし
少し前までそろって口にしていた『2年縛り』などというものはありません。いつ解約しても大丈夫です。
楽天市場でもらえるポイントが+1倍
楽天市場でのポイント還元率が上がります。
海外での使用時にSIMの入れ替え不要
海外で使用する際、余計な手続きをせずに『Rakuten UN-LIMIT』に契約しているだけで使えるのはすごくいいです。データ量2GBもついていて海外旅行で使う分には十分です。
パートナー回線エリアでの1Mbps
パートナー回線エリアのデータ量5GBを使い切っても1Mbps出るのは、旧楽天モバイルでは考えられなかったです。楽天回線エリア外でも使えるものとなっています。
『Rakuten UN-LIMIT』おすすめユーザー
私からこういう人なら『Rakuten UN-LIMIT』おすすめです
- データ量気にせず無制限に使いたい方
- 毎月の料金を下げたい方、節約したい方
- 家のネット環境悪いがご自身で変更できない方
- 外出先でも動画やゲームをとことんやりたい方
- 海外でも使いたい人※可能であればAndroidスマートフォンで検討してください
- Wi-Fi検討中の方:スマートフォンをルータにできます
『iPhone』も『Rakuten Link』の使用可能になったためデメリットではないので『iPhoneユーザー』も条件は『Androidユーザー』と同じです
『Rakuten UN-LIMIT』いつ契約する?そもそも契約する必要あるのか?
『Rakuten UN-LIMIT』契約する必要あるのか?
必要があるかどうかはご自身のライフスタイルで変わってきます。上記で私がおすすめするユーザーには特に推していきますが、判断ができない方もいらっしゃると思いますので、普段の生活でスマートフォンをどのように使っているか見直ししていただければと思います。
せっかくなので『1年無料キャンペーン』開催中の期間だけでも、ご自身のライフスタイルを見直し必要かどうか判断してください。
『Rakuten UN-LIMIT』いつ契約する?
契約するタイミングは『1年無料キャンペーン』が開催している間です。もちろんこの『1年無料キャンペーン』が終わっても契約する価値はありますが、いつ契約となれば『1年無料キャンペーン』開催中です。
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