当記事ではゲーミングPCをコスパよく、高スペックで買いたいユーザーに向けて推奨するゲーミングPCを紹介していきます。
ゲーミングPCの選び方
まず最初に商品を紹介する前に、簡単にゲーミングPCの選び方のポイントをまとめてみました。
ゲーミングPCを選ぶ際に確認するポイントが
- グラフィックボード(グラボ、ビデオカード)
- CPU
- メモリ
の3つの部品となり、それぞれ簡単に見ていきます。
グラフィックボード(グラボ、ビデオカード)
簡単に言えば、ディスプレイに映像を映し出すための部品で、よくグラボ、ビデオカードなどと言われているのがグラフィックボードとなる。時代の流れによって常に高いクオリティを要求されるのはどんなものでもでそうだが、このグラフィックボードは特に時代の流れに左右され、3つの部品の中ではかなりの頻度で新商品が出てくる。
グラフィックボード自体はいろいろな会社から販売されている、グラフィックボードの頭脳の部分(GPU)を作っているのは
- NVIDIA社のNVIDIA GeForce
- AMD社のAMD Radeon
の2社だけ。
NVIDIA社のNVIDIA GeForceは描画スピードに優れているのが特徴で、グラフィックの表示性能にも定評があり、広く普及しているため、故障等の緊急時のサポートが早いところが多くのユーザーから支持されているところが強みと言える。
ADMのADM Radeonは動画描写に優れてるのが特徴で、性能ではNVIDIA GeForceとほぼ同じ。現時点では大半がNVIDIA GeForceになっていてサポート面ではNVIDIA GeForceの方が有利。
どちらでもいいと言えばどちらでも構わないが、分別したいという方は
- NIDIVA GeForceはゲーム
- ADM Radeonは配信
と切り分けるはアリ。ゲーミングPCといわれていてもゲームしかできないというわけではなく、配信、動画や写真などの作成や編集のために買う人も多くいる。
このようにグラフィックボード(グラボ、ビデオカード、GPU)は画質のクオリティの部分で重要な部品になり、目で確認がとれるため良し悪しがすぐわかりとても貴重な部分。
MSI GeForce GTX 1660 Tiは高スペックでコスパがよく、GTX 1070上回る性能を持っていて高パフォーマンスを引き出せる上にコストも抑えてあり、手の出しやすい商品で多くのユーザーから支持されているところからでも、おすすめの商品になる。また価格ドットコムのレビューも合わせて目を通してもらえればより一層購入意欲が出てくると思います。
CPU
次はコンピュータの演算、制御をするのがCPU(中央演算装置)。
人間の脳とよく例えられ、脳がよければ止まることなくスムーズに事が進むみたいな認識で大丈夫。
- Core i シリーズはゲーム、クリエイティブ、配信、編集
- Ryzen シリーズはクリエイティブ、配信、編集
という用途により変わってくる。RyzenシリーズでゲームができないというわけではなくCPUの性能を最大限に出せるのはゲームではなく、クリエイティブ、配信、編集などになってくる。
CPUの選び方はカタログや検索で性能見て買うでも問題ないが、実行性能を重視して選択していくことを意識する様にする。
メーカー | 用途 |
Intel Core i7、i5、i3、AMD Ryzen 7、5、3 | インターネット検索、動画再生等 |
Intel Core i7、i9、AMD Ryzen 9、Threadripper | ゲーム、クリエイティブ、配信等 |
Core i9-9900Kは現時点で最も性能が高いCPU。単体で8コア16スレッドで最大クロック数5.0GHzとかなり驚異的だが、ほとんどの場合がオーバースペックになり電力の消費が多くなるが、長い目で見るといい買い物になるのは間違いない。これを踏まえ、価格ドットコムのレビューも合わせて目を通してもらえると、より一層Core i9-9900Kに興味が出てくるはず。
メモリ
最後はメモリ、主記憶装置と呼ばれデータを記憶する部品のことです。
メモリは、読み書き両方できるRAM(ラム)と読み出し専用のROM(ロム)がある。一般的にメモリという時は、RAM(ラム)であるメインメモリのことを指す。スマートフォンやタブレットでは、RAM(ラム)という。
よく作業机と言われる。狭い机より広い机の方が作業しやすい、メモリも同様で容量が大きいほどたくさんのソフトを起動できるということ。
ゲーミングPCを選ぶときメモリの部分でRAM、ROMと表記されていることは少なく、ほとんど見ない。
メモリはDDR3、DDR4と表記されてる。DDR3からDDR4と世代が上がっているため速度は約2倍くらい変わる。メモリは現時点では自然とDDR4を選択することになる。規格は決まっていても用途によって容量が変わってくる。
メモリ容量 | 用途 |
4GB | office(Word、Excel、PowerPoint等) インターネット検索(インターネットサーフィン) 動画閲覧(Youtube、ニコニコ動画、AbemaTV等) |
8GB | ゲーム、クリエイター、配信 |
16GB | ゲーム、クリエイター、配信などを複数同時 |
いろいろある中でCORSAIR DDR4-2666MHzは安く安定しているところがポイントです。メモリ単体で買うことが少ないかもしれませんが、ゲーミングPCに関わると近い未来カスタマイズすることもあると思います。おすすめの部品のひとつにあげておきます。またよければ価格ドットコムのレビューも並行で目を通していただければと思います。
BTOパソコンメーカー
ここ近年、自作するよりBTOパソコンメーカーでの購入の方が安いということがあるため利用するユーザーが多くなっています。
BTOパソコンメーカーではグラフィックボード(グラボ、ビデオカード、GPU)、CPU、メモリ等をバランスよく組み上げてくれているので、グラフィックボード(グラボ、ビデオカード、GPU)の情報を頭に入れて探すのが一番の近道。
BTOパソコンメーカーの比較を簡単な表にまとめると
◎:特におすすめ、〇:おすすめ、△:個人差があります
上記では初心者としてどうなのかという視点で代表的なBTOパソコンメーカーをピックアップしておきました。
ゲーム、クリエイター、配信(Youtube、ニコニコ動画など)等、やりたいことは決まっていてどこで買えばいいのか、このサイトはどのジャンルが強いのか等の視点からも加えています。このようにBTOパソコンメーカーにはいろいろなメーカーがありそれぞれ特徴がありますので自分にあったメーカーで探すといい買い物が出来ると思います。
おすすめゲーミングPC
前置きが長くなりましたがここからコスパがいい高スペックなゲーミングPCを紹介していきます。
1位 G-Tune TD-G ゲーミングPC徹底解剖コラボレーションモデル GTX1660Ti Core i7-9700搭載モデル トリプルストレージ
G-Tune TD-G ゲーミングPC徹底解剖コラボレーションモデルは、現時点(2020年5月)ではもっともコスパよく高スペックで購入できるゲーミングPCです。
製品名 | G-Tune TD-G |
価格 | 129800円~(税別) |
OS | Windows 10 |
グラフィクスボード(GPU) | GeForce GTX1660Ti |
CPU | Core i7-9700 |
メモリ | DDR4-2400 16GB |
特徴はGTX1660TiとCore i7-9700を搭載してトリプルストレージを採用しているところ。
GTX1660TiはSteamで最もよく使用されているFULL HDを得意としているグラフィックボードです。前世代のGTX1070を上回る性能でコスト面で優れている。
CPUには第九世代のCore i7-9700を搭載されており、ゲームだけでなく、様々な用途に応用でき、GTX1660Tiと相性がよく、バランスのいいパフォーマンスを見せてくれる。
12万円代ではあまり見ないトリプルストレージのところがいちばんの注目点。トリプルストレージのメリットはシステム用と保存用と分けられるところ。このようにわけていると不具合の時にかなりいい働きをしてくれる。
ほとんどのゲーミングPCはSSD+HDDとデュアルストレージとなっている。ゲームをやっていますとまれにOSの再インストールしてくださいという通知が来てします。そこで再インストールする場所をSSDにインストールすることになるので、初期化してしまうと今までのゲームセーブデータが消えてしまう。ここでトリプルストレージならSSD2+HDDとなっているため、SSD(メインストレージ)とSSD(OS)と分けることが可能になりSSD(OS)の初期化ですむというメリットがあり、データを確実に守っていくという面でもかなりの高性能を秘めていてこれ以上ないマシン。
2位 ドスパラ GALLERIA XF ガレリア XF RTX2070Super Core i7-9700F
製品名 | GALLERIA XT (ガレリア XT) |
価格 | 164980円~(税別) |
OS | Windows 10 |
グラフィクスボード(GPU) | GeForce RTX 2070 Super |
CPU | Core i7-9700F |
メモリ | DDR4-2666 16GB |
ドスパラ GALLERIA XF (ガレリア XF)は既存ゲームであれば快適にプレイすることが可能。4Kでの設定では下げる必要があり、推奨環境では全てクリアされています。G-Tune TD-Gと比べるとコスト面では高額になってしまうが、RTX 2070 Super というグラフィックボードを搭載しているところが惹かれるところが購入意識を高めてくれるはず。
3位 ドスパラ GALLERIA ZZ-SLI ガレリア ZZ-SLI RTX 2080 Ti SLIとCore i9-9900k
製品名 | GALLERIA ZZ-SLI (ガレリア ZZ-SLI) |
価格 | 499980円~(税別) |
OS | Windows 10 |
グラフィクスボード(GPU) | GeForce RTX 2080 Ti SLI |
CPU | Core i9-9900K |
メモリ | DDR4-2666 32GB |
ドスパラ GALLERIA ZZ-SLI ガレリア ZZ-SLIは最新のゲームを4K解像度+最高設定でプレイできる圧倒的な性能を持つトップクラスのモデルです。
RTX 2080 Tiという現時点で最高クラスのグラフィクスボードを2つ搭載されています。単純に2倍とはなっていないものの、安定感は抜群で理想の環境に近いものになるのは間違いないです。このモデルにできないゲームは存在しないというところから、10年先まではこのGALLERIA ZZ-SLIで全ての作業ができ、長い目で見れば安い買い物になるはず。環境にこだわる方は是非検討して頂ければとおもいます。
まとめ
ここまでゲーミングPCを選ぶポイントをお伝えし、おすすめゲーミングPCを紹介させていただきました。今回紹介させていただいたゲーミングPCは現時点でのもので、時間が経過するにつれ、状況が変わってきます。次々に新商品が出てきても、選ぶポイントをしっかり抑えておけば今これ必要か?買うべきなのか?という判断はできると思います。これから初めての人も、そろそろ変えようかなと思う人も、ゲーミングPCを買ううえで当記事を参考にしていただければと思います。
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