日本時間の10月14日にアップルから新型のiPhoneとして発表されたのが、5G対応のiPhone「iPhone 12シリーズ」。
「iPhone12」シリーズには新色登場や5G対応など、気になる機能が盛り沢山です。そんな「iPhone12」は「iPhone11」と比べてなにが変わったのでしょうか。
今回の発表を機に機種購入に向けて、情報を収集されている方も多いはず。
そこで今回は、「iPhone12」のスペックと「iPhone11」を比較をし購入の情報に役立てていただければと嬉しいです。
Apple Event
日本時間の10月14日AM2:00より、発表されたApple Event。
今回、発表された製品は以下となります。
・iPhone12 Pro Max:117,800円~
・iPhone12:85,800円~
・iPhone12 mini:74,800円~
・MagSafeアクセサリ
・HomePod mini:10,800円
「iPhone12」の特徴
・デザインは角張った金属フレーム
・高性能なA14Bionicチップ搭載
・顔認証のFace IDで画面ロック解除
・超広角・広角レンズのデュアルカメラ
・ワイヤレス充電対応
新型の「iPhone 12シリーズ」は従来のデザインに比べ刷新され、5G通信にも対応しており大幅にアップデートしたモデルとなっています。
過去に発売された「iPhone SE(第一世代)」を思い出すデザインです。
今回発表された「iPhone12」のディスプレイは、「iPhone11」と同様の6.1インチ。しかしiPhone11よりも格段に小型化しています。
デザインは角張ったスタイルに原点回帰
iPhone 6からiPhone11まで丸みのあるデザインとなっていましたが、iPhone12シリーズのデザインは丸みのあるものから、iPhone4/4sやiPhone5/5sのような角張ったデザインに新しくなりました。
丸みのあったサイドフレームが角張ったデザインに変更されていて、とてもスタイリッシュでカッコイイ。
「iPhone12」のサイドフレームはアルミニウム素材を採用しており、背面パネルはガラス素材となっているので光沢のあるデザインとなっています。
カラーラインナップ
「iPhone12」「12 mini」のカラーラインナップは全5色となりました。
ブラック、ホワイト、レッドなどの定番色、iPhone11で登場したグリーンに、新色ブルーが加わりました。
一方、「iPhone12 Pro」「iPhone12 ProMax」のカラーラインナップは全4色。
iPhone11 Proシリーズのミッドナイトグリーンが廃止されたかわりに、「パシフィックブルー」が登場しました。
例年iPhoneの新色モデルには人気が集まる傾向にあるので、多くの人が新しいカラーのiPhoneを購入するかもしれませんね。
ディスプレイサイズ
「iPhone11」「iPhone12」共に6.1インチと同じ大きさです。
ですが、iPhone11と比べて11%薄く・15%小さく・16%軽くなっています。おなじ6.1インチですが、より一層小型軽量化が進んでいますね。
5G通信に対応
iPhone12ではiPhone史上初の5G通信に対応しました!
iPhoneを5Gのために設計したとのこと。
独自のアンテナと無線部品を設計し、より多くの場所で5Gが使えるよう設計されています。
さらに5Gの速さを必要としないときは4G LTEに接続を変えてバッテリーを節約できるという賢さも備わっています。
5Gの機種を検討している方はぜひ「iPhone12」も候補の1つに考えてみては?
ディスプレイ性能
iPhone11は液晶(LCD)ディスプレイに対し、iPhone12シリーズではすべての機種が有機ELディスプレイになりました。
これにより明るい画面はさらに明るく、暗い画面はさらに暗く写るので綺麗なコントラストになります。動画視聴を楽しみたい方は「iPhone12」がオススメ!
カメラ
「iPhone11」「iPhone12」は共に超広角レンズと広角レンズを備えたデュアルカメラです。
画素数に違いがないため進化はないと思いきや、ナイトモードやポートレートで進化がみられました。
まず1つ目
超広角・広角でナイトモードが使える!
ナイトモードはその名の通り暗い場所の撮影に特化した撮影モードです。超広角・広角でナイトモードが使えるようになったおかげで大自然の月明かりでも撮影が可能です。
2つ目が超広角・広角でポートレートが使えるようになりました。
動画撮影では、新たにナイトモードのタイムラプスをサポート。iPhone12は最大30fps、iPhone12 Proは最大60fpsのDolby Vision対応HDRビデオ撮影に対応している。
防水性能
防水機能も進化しています。
水深2メートルで最大30分の耐水性能から、水深6メートルで最大30分の耐水性能になっています。
より水没しにくくなったのはありがたいですね。
超高性能なA14 Bionicチップを搭載
iPhone11には「A13 Bionic」チップが搭載されていましたが、「iPhone12」シリーズにはさらに進化した「A14 Bionic」チップが搭載されます。
「A14 Bionic」はスマートフォンで最速のチップになります。
「A14 Bionic」に進化したことによって、パフォーマンスと電力効率がさらに向上しています。
6コアのCPUと4コアのGPUを搭載した「A14 Bionic」の性能は他社のスマートフォンと比べて50%も高いといわれています。
先に発表されたiPad Air(第4世代)で初めて採用された「A14 Bionic」
今後は世界最速のスマートフォンとしてiPhone12で体験することができます。
ワイヤレス充電に対応
iPhone12はQi対応のワイヤレス充電とMag Safeワイヤレス充電に対応しています。
Mag Safeは磁力を使うことによって充電器をiPhoneとくっつけて充電できる仕組みになっています。
磁気に弱いカード類が心配ですがシールド機能があるので心配いらず!
これらはあくまでApple公式の価格ですが、iPhone12シリーズが発表されたと同時にiPhone11が値下げされたので、20,000円近く安くなっています。
iPhone12とiPhone11どっちを買うべき?
iPhone11も高性能なモデルなので、常に新しいモデルを持ちたいという方でなければiPhone11でも十分だと思います。
「iPhone 11」「iPhone XR」それぞれ1万円値下げされたこともあり、安く高性能なiPhoneを手に入れたいなら「iPhone11」「iPhone XR」がおすすめです。
しかし、iPhone12はiPhone史上初の5G対応モデルです。
これから5G通信が主流になっていくのもそう遠い話でもありません。5G通信をいち早く体験したいならiPhone12をおすすめします。
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