人気シリーズのモンスターハンター最新作2018/1/26に発売されたモンスターハンターワールド(以下HMW)ですが、2019/9/6に大型アップデートアイスボーン(以下IB)が入りますます人気が上がっています。
PlayStation4(以下PS4)初であり美麗な映像と迫力あるアクションに虜にされている人も多いかと思います。
私自身もモンスターハンターの大ファンで初代からプレイし続けています。
モンスターハンターと言えばオンラインでのマルチ協力プレイですよね。
しかし、通信環境でプレイ中にトンデモ現象にあった人はいませんか?
狩りの天敵であるラグや急な回線落ち…
私もリオレウスとかが何回ワープして何度やられたことか…
もうこんな現象はイヤだ!
と思い色々と調べて改善した所、快適な狩猟環境が出来上がりました!!
私が行った改善方法をまとめて紹介したいと思います。
1 トンデモ現象の原因
太刀で切りかかったモンスターがいきなり消えて別の場所に瞬間移動した
瞬間移動を繰り返しまくってどこにいるかわからず気がつくと背後にいた…
モンスターが突然浮いて空中を歩き出す
協力しているハンターが固まって動かなくなる
いきなり集会所から抜けてしまいピンチになる
こんな事に遭遇したことはありませんか?
この現象は怒り食らうイビルジョーに出会うよりテンパりましたね。
では、何故この様な現象が起きるのか。
答えは通信回線のラグと回線落ちが原因です。
この原因と私が実践した改善方法を解説していきます。
・ラグ
オンラインゲームをしている人はよく聞く場面が多いかと思いますが、これは
タイムラグの略称です。
ラグはデータ転送時にサーバーとの齟齬(そご)が起きて発生します。
ここに関わってくるのがネット回線のPING(ピン)値です。
これはサーバーの応答速度を表しており数値が低いほど良いとされています。
詳しくはこちらの記事から参照出来ます。
Goo辞書 『ラグ』の意味について
https://dictionary.goo.ne.jp/leaf/olg/%E3%83%A9%E3%82%B0/m0u/
・回線落ち
回線落ちが起こる原因としてはいくつかあります。
ゲームサーバーの原因
機器トラブル
色々考えられるのですが、1番起こり得るのがネット回線の速度の問題です。
綺麗な画質のゲームや多人数のゲームはどうしても情報量が増えるので合わせ
て回線に対する負荷が増えてしまいます。
そして、回線速度が追いつかず処理できずに落ちてしまうのがよく聞く原因
です。
2 オススメ周辺機器
最初に調べたのはLANケーブルやWi-Fiルーター等の周辺機器でした。
もしかしたら規格とかあるのかな?と思い見てみるとビンゴでした!
私の使っていた周辺機器は昔買った安いのをずっと使っていたので回線トラブルの一因になっていました。
MHWにオススメの周辺機器を解説します。
・LANケーブル
ONU(光回線終端装置)もしくはモデムからWi-Fiルーターへ繋げていたLANケーブルです
が、繋げておけばいい程度の認識でした。
ネットサーフィンくらいの利用であれば規格(カテゴリー)はフル無視でも
よかったのですがオンラインゲームや動画の視聴だとLANケーブルの種類
は重要でした。
いくつか種類があったのでまとめます。
1.CAT5(カテゴリー5)
- 通信速度:100Mbps
- 伝送帯域:100MHz
- 対ノイズ性能:無し
「100BASE-TX」に対応したカテゴリー5に対応したケーブル。
細かく説明するとややこしくなるので、調子いい時に頑張れば100Mbpsくらいの速度で通信が出来るくらいとイメージしてください。
「100BASE-TX」の詳しい情報はこちらでどうぞ
2.CAT5e(カテゴリー5 e)
- 通信速度:1Gbps
- 伝送帯域:100MHz
- 対ノイズ性能:無し
エンハンスド・カテゴリー5に対応した標準的なケーブル。
CAT5を改良した規格。
調子よくて155Mbpsくらいで通信が出来るイメージです。
エンハンスド・カテゴリー5の詳細はこちらのリンクからどうぞ。
3.CAT6(カテゴリー6)
- 通信速度:1Gbps
- 伝送帯域:250MHz
- 対ノイズ性能:有り
ギガビット・イーサネットと言う技術規格に対応したケーブル。
このカテゴリーからオンラインゲームに適しています。
聞き馴染みのないギガビット・イーサネットの詳細のリンクもこちらからどうぞ
4.CAT6A(カテゴリー6A)
- 通信速度:10Gbps
- 伝送帯域:500MHz
- 対ノイズ性能:有り
次世代10ギガビット・イーサネット「10GBASE-TX」に対応したケーブル。
対ノイズ性能も優れており伝送帯域も大きいので十分な通信速度を保てる。
しかし、Wi-FiルーターやPC側の規格と合わないケースもある。
「10GBASE-TX」対応と「10GBASE-T」対応があり共通利用は出来ないので、利用の際は注意が必要。
5.CAT7(カテゴリー7)
- 通信速度:10Gbps
- 伝送帯域:600MHz
- 対ノイズ性能:有り
一般利用のケーブルで1番オススメのケーブル。
ノイズやクロストーク(伝送信号が他の伝送路に漏れること。主に混線と言われる現象)に対してCAT6よりも厳しい規定をしているのでラグが発生しにくい。
国際標準化機構(ISO)に参加している各国組織も承認している凄くいいケーブルと思って下さい。
6.CAT8(カテゴリー8)
- 通信速度:40Gbps
- 伝送帯域:2000MHz
- 対ノイズ性能:有り
更に次世代の40ギガビット・イーサネットに対応したケーブル。
現在販売されているカテゴリーの中では最高ランクです。
しかし、主にデータセンター等で利用されるので一般家庭で利用するのはオーバースペック気味ですのでこの規格までは考えなくてもいいかも知れません。
LANケーブルと言ってもこんだけ種類があるのかとビックリしました。
HMWで快適にプレイするならCAT6〜7で用意して使ってもらえたらいいと思います。
ちなみに、私はCAT7のLANケーブルを使ってます。
・Wi-Fiルーター
ONU(光回線終端装置)もしくはモデムから離れた場所でHMWをプレイする場合に必要なの
がWi-Fiルーターです。
PS4等に直接LANケーブルを接続してHMWをプレイするのが理想ですが、家
の構造的に難しい場合もあるので、オススメを解説していきます。
ちなみに、私はテレビの横にモデムとPS4があるにも関わらずWi-Fi接続して
プレイしてました。(笑)
LANケーブルの改善の段階でPS4に直接繋ぐ有線接続に切り替えたのでWi-Fi
ルーターは使っていませんが、スマホ等での動画視聴には利用するので色々
調べると、Wi-Fiルーターを選ぶにあたって見るべき項目が複数あったので
まとめました。
1.データ転送速度
いくら回線速度が高速通信かのであってもWI-Fiルーター自体の転送速度が遅ければ快適な狩りは出来ません。
Wi-Fi自体にも規格があり、その規格で最高速度は決まります。
・Wi-Fi4(n):300Mbps
・Wi-Fi5(ac):6.9Gbps
・Wi-Fi6(ax):9.6Gbps
オススメは壁等を通過しやすい2.4GHz帯の電波が使える4(n)か6(ax)です。
この電波を使うと電子レンジ等の電波に干渉されやすくはありますが遠くまで届くので便利です。
2.同時接続数
PS4やスマホ等を同時に接続するとWi-Fiルーターの性能によっては回線落ちやラグが発生することがあります。
Wi-Fiルーターには同時接続できる回線数があるので、なるべく回線数の多い物を用意しましょう。
3.あれば便利な機能
・高性能CPU
HMWは美麗な映像も魅力の一つです。
この映像データの転送処理を高速で行える高性能CPUが搭載されたモデルは
選ぶ基準の一つにしてもいいでしょう。
・干渉波自動回避機能
電子レンジや近隣の電波が干渉することを感知すると空いている電波
チャンネルに自動で切り替えます。
これで、ラグや回線落ちの危険を回避します。
・ビームフォーミング
電波を束ねて遠くまで飛ばす機能です。
Wi-Fiルーターと通信している機器を検出して強い電波を飛ばすので速度低下
を防げます。
Wi-FiルーターとHMWをプレイする部屋が離れているとこの機能は必須
と言っても過言ではないでしょう。
・AOSS
Wi-Fiルーターと接続したい機器とをボタン一つで接続してくれる便器機能。
接続操作や面倒くさがりの人にオススメです。
3 オススメインターネット回線
ここまで紹介した高性能な周辺機器を揃えたとしても大元の回線が釣り合ってなければ本領発揮できませんよね。
私はLANケーブルを変えて多少は改善しましたが、やはりラグがひどかったので回線会社から見直しました。
私がこの当時利用していたのはケーブルテレビ系の会社でした。
プラン等を調べると驚愕の事実が…
・理論値で最大120Mbps
まだ知識がそこまでない時に契約していたのであまり気にせず契約していたのですが、かなり低い速度のプランで契約していました。
この理論値というのはあくまでも理論上の数値なので実測値はもっと下でした。
実測値を測ってみると…5〜20Mbps
うん…これはラグいはずです。
20Mbps出た時は夜中の2時頃計測したものなので、マンションの他の住人の利用が少ない時間帯でした。
そして、回線も光回線ではなく同軸ケーブルを用いたものでした。
周辺機器を揃えるより先にこちらを見直すべきでしたね。(笑)
そこで、光回線への切り替えの為に色々と調べたのでまとめます。
速度や安定性で色々な人からも評価がよく、持ってるスマホがauであればセットで割引もされるのでエリアを調べたのですが、残念ながら私の家はエリア外でしたので引き込む事が出来ませんでした。
しかし、キャッシュバック やお得なキャンペーンもしているのでauユーザーの人は切り替えをオススメします。
こちらも速度と安定性の評価が高く気になって調べました。
工事費無料やdポイント10,000円分還元とキャンペーン も大きくエリアも問題なくこちらに決めようと思ったのですが、私や私の家族にドコモユーザーがおらずセットの割引が適用されないので他を探すことに。
ドコモユーザーの人はセット割引が大きいのでこちらへの切り替えはかなりオススメです。
CMや友人から聞いた話で1番気になっていたのがこのNURO光です。
最高速度2Gbpsととんでもなく早い!
実際にTwitterにも実測値をのせてくれてる人もいました!
これだけで選ぶ価値あるだろうと思いましたが、月々の費用が高くなりすぎるのはちょっと…
と、思っていたのですが、他の光回線の会社と同じか安いくらいの月額でした!
これはここで決まりだなとエリアを確認。
エリアが結構限られていると聞いてたのですが問題なく引き込み可能でしたので即申込しました!
しかも、キャンペーン 期間中でしたのでキャッシュバックを多めにもらえたので前に使っていた回線の解約料もカバー出来ていいとこばかり。
しかも、私はソフトバンクのスマホを利用しているのですが、セットの割引が入るとの事!
ソフトバンクユーザーの人はNURO光への切り替えを強くオススメします!!
まとめ
・LANケーブルをCAT7に買い換えて高速通信に対応!
・ネット回線をNURO光に切り替えて快適な通信速度を確保!
これで私は最強の狩猟環境を手に入れました。
調べながら色々変えていったので時間はかかってしまいましたが、今はHMW:IBを楽しく快適にプレイしています。
同じ様な悩みをお持ちのハンター達の手助けになれば幸いです。
もし、オンライン集会所でお会いした時は是非ご一緒に一狩り行きましょう!!
携帯電話やインターネット、複合機やセキュリティなど幅広情報を発信