NURO光は賃貸マンションでも工事できるのか | 販売員が伝える通信インフラの総合情報サイト

この記事では、NURO光は賃貸マンションでも工事できるの？という方に向けて説明していこうと思います。

結果を言いますと、賃貸マンションでもNURO光を契約することは可能です。

可能なのですが、賃貸なので大家さんまたは管理会社の許可が必要になります。契約する前に必ず許可が必要なので、許可のとり方、工事内容も一緒に説明していこうと思います。

許可の貰い方

賃貸マンションの自室に光回線はきているが、NURO光ではない場合は許可が必要です。

そもそも設備がないという状態も許可が必要です。

賃貸マンションでNURO光が導入されている物件は非常に少ない状況なので、賃貸マンションでNURO光を使いたいという方は、大家さんまたは管理会社の許可を貰う必要があります。

ここから許可の貰い方のコツを紹介していきます。

ここで諦めてしまう方が多く、面倒くさい部分ですが、賃貸マンションはほぼ全部の物件で許可が必要になってきますので、参考になればと思います。

例ですが、『NURO光を契約したいのですが、契約してもいいですか？』と、工事説明資料を渡し許可を貰います。

大家さん、管理会社どちらの場合でもこの形でいいと思います。

工事説明資料←こちらを大家さんまたは管理会社に印刷して渡すか、ファイルを送信してください

当然のことですが、いろいろと質問してきます。

主に聞かれるのは『穴あけますか？』『工事の時うるさいのでは？』『どこの会社が作業するの？』と聞いてきます。この2点は説明できるようにしておいてください。

工事はNTTが作業します。NURO光はNTTが使用していない光回線（ダークファイバー）を利用しますので、NTTの人が工事しますと伝えてください。

実際の工事は、配線を引くための取り付け作業で大掛かりな工事ではありません。場合によっては壁に小さな穴を開けますが、建物になにか不具合が生じるようなことはありません。

近所迷惑になるような騒音もないので、質問されたら説明できるようにしていれば大丈夫です。

NURO光の工事は大家さん、管理人の立ち合いも可能です。このことも許可を得るために、一緒に立ち合いもできると伝えると許可が出やすいです。

NURO光の工事は、屋外工事と宅内の工事の2回行われます。

ビス留めの場合

両面テープ

外壁にビス留めをし光キャビネットを設置します。ビス留めは3か所、穴の大きさは約4mm程度で設置します。穴あけ不可能な場合は両面テープでの設置も可能です。

設置した光キャビネットから宅内へ光ケーブルを配線し、キャビネットから距離がある場合は、外壁に光ケーブルを固定するための留め具を取り付けます。

エアコンダクトや電話線引き込みの穴を利用もしくは新規に穴をあけ光ケーブルを引き込みます。

引き込んだ光ケーブルに光コンセントを取り付けます。電話線からの場合、光アウトレット、エアコンダクトからの場合、光ローゼットとなります。

そして、光コードを配線しONUを設置します。

ここまでの作業が宅内工事となり、so-netが作業します。ビス留めを避けたい場合は必ずその都度をお伝えすれば、両面テープに変えてくれます。作業開始するまでに伝えてください。

屋外工事はNTTが作業します。

電柱から導入する賃貸マンションへ光ケーブルを引き込みます。外壁に光ケーブルを固定する際に引留金具を取り付けします。すでに賃貸マンションに引留金具が設置していればそれを利用します。

状況により2～4か所開けることがあります。

電柱からの光ケーブルと宅内の光ケーブルを光キャビネットで接続します。

賃貸マンションで契約できる料金プランはNURO光G2V（マンションミニプラン）、NURO光 G2（マンションミニ）、NURO光forマンションのどちらかになります。

NURO光G2V（マンションミニプラン）	月額4,743円（税抜）下り最大2Gbps、上り最大1Gbps、プロバイダ料金込み。2年契約。
NURO光 G2（マンションミニ）	月額7,124円（税抜）下り最大2Gbps、上り最大1Gbps、プロバイダ料金込み。継続契約期間なし。
NURO光forマンション	月額1,900円（税抜）～とかなり安いですが、利用者数が4人になるまで利用できないです。回線を分担しますので時間帯により変動します。