格安SIMに乗り換えて携帯料金を安くしたい、でもサクサク通信ができないのは嫌だ!という悩みをお持ちではないでしょうか。
どうせ格安SIMを契約するなら、安さだけではなくて通信速度の速さも欲張りたいですよね。今回は、安くて早い格安SIMの選び方とおすすめをご紹介します。
格安SIM選び、速度をチェックする時のポイントとは
通信速度を表す単位「Mbps」
この単位は 1秒間に送受信できるデータの量を表していて、
この値が大きいほど通信速度が速いと言うことができます。
キャリアを速さで選ぶときは、この値を見ておくことが必要です。
上り〇〇Mbps、下り〇〇Mbpsという表記が見られるでしょう。
「上り」がデータを送信する(メールやラインを送る)ための通信速度で、「下り」がデータを受信する(ダウンロードやサイトの閲覧)ための速度です。そのため、上りより下りの値が重要になります。
高画質でYouTubeを見るのに2〜5Mbps、
ウェブサイトを閲覧するのに0.5〜2Mbps、
アプリゲームをするのに2〜3Mbpsほどが必要になります。
そのため、通信速度の遅いスマホでは、アプリや動画がうまく作動しない…ということが起きます。
Mbpsはベストエフォート型であることを覚えておこう!
そのため、Mbpsの値が大きいキャリアを選んだ方がよいですが、Mbpsはベストエフォート型で表記・説明されています。このことを覚えておきましょう。
ベストエフォート型とは Best(もっとも)と effort(努力)という単語から成るように、「頑張ったら最大このくらいの速度が出せるよ」ということです。
特に、人がスマホを利用するお昼時や寝る前の時間には回線が混雑し、普段よりも通信が遅くなってしまうということがあります。格安SIMは大手キャリアの回線を借りるという方式で運営しているので、キャリアによってはお昼は通信が遅すぎて使い物にならない!なんてこともあります。
通信速度の早い格安SIMベスト3をご紹介!
では、通信速度の速い格安SIMはどこでしょうか?
keisoku.io ←こちらのサイトでは、使うまで分からなかった実際の通信速度を24時間計測し続けています。
今回は keisoku.ioさんの計測を参考にし、通信速度の速い格安SIMベスト3を出してみました。計測は朝・昼・夕方・夜の4回行われているため、それらを平均した値で算出しています。(2019年10月10日現在)
*こちらで紹介するプランは、3〜4GBの音声通話つきSIMになります。比較してみてください。
第3位 Ymobile 平均8.9Mbps
SoftBankのサブブランドで、全体的に安定した通信速度です。全国にショップがあるのでサポート体制も万全です。
基本料金 | 2,680円/月 |
通話 | 1回10分以内の国内無料通話かけ放題 |
第2位 イオンモバイル タイプ1(docomo) 平均10.7Mbps
全国のイオンで受付が可能なのでとても便利なキャリアです。500MB~50GBまでとプランのデータ容量も幅広く、値段も安いです。
ただ、docomo回線以外のキャリア回線の早さはまずまず、という点に注意が必要かもしれません。
基本料金 | 1580円/4GB |
通話 | 20円/30秒(国内通話) |
第1位 UQ mobile 13.9Mbps
auのサブブランドで、朝から夜まで通信速度は不動の一位でした。店舗の数ではワイモバイルに劣りますが、全国に店舗があるため何かあった時も安心です。
基本料金 | 1,980円/3GB |
通話 | 10分/回のかけ放題700円 or 通話パック60分/月(オプション) |
最後に、大手キャリアの通信速度はどのくらい?
大手3大キャリアと格安SIMの通信速度の比較ができる SIMW を参考に、3大キャリアの通信速度の平均も算出してみました。
docomo 10.1Mbps SoftBank 12.8Mbps au 13.9Mbps
あれ、速度の速い格安SIMベスト3と速さがそんなに変わらない!!!!
このように、格安SIMであっても大手キャリアと同じくらい速度の面において優秀なキャリアはあります。ぜひ乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
*補足
速度の速い格安SIMベスト3で参考にさせていただいたkeisoku.ioさんは神戸市中央区での計測、
大手キャリアの通信速度の平均で参考にさせていただいたSIMWさんは東京都新宿区での観測だそうです。
場所とシステムが違うため、少し誤差はあるかもしれません。関東の方はSIMWで、関西の方はkeisoku.ioで速度を観測してみて格安SIMを選ぶというのもおすすめの方法です。
携帯電話やインターネット、複合機やセキュリティなど幅広情報を発信