もうすぐ本格的に開始される予定の携帯電話の新しい通信方式(5G)に伴い、家庭のインターネット回線も高速化が進んでいます。
現在、1番普及している光回線は1ギガ対応の回線が1番多いのですが、最近CMでよく見かけるNURO光やauひかり等が更に早い2ギガや5ギガ対応の光回線を打ち出してきてますね。
そこで新たな情報が入ってきました!!
なんと!
光回線の大手のNTT東日本が2020年4月から10ギガ対応の光回線サービスを順次開始するとのことです。
10ギガに変わるとどう変化していくのか、解説していきます。
1.2ギガ以上を提供している会社
今回発表されたNTT東日本よりも先に1ギガ以上の光通信を提供している会社はいくつかありますのでまとめます。
・NURO光
提供会社:ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
提供サービス:NURO光 G2V(2013年4月リリース)
NURO光 10Gs(2019年3月より順次提供開始)
※関東・東海・関西・九州・北海道の一部地域
・auひかり
提供会社:KDDI(au)株式会社
提供サービス:auひかりホーム5ギガ
auひかりホーム10ギガ
※提供は関東の一部地域限定
(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一部エリア限定)
・eo光
提供会社:株式会社オプテージ
提供サービス:eo光5ギガコース
eoひかり10ギガコース
※【ホームタイプ】、【メゾンタイプ】のみ対応
2019年4月1日から順次拡大(関西地方限定)
・コミュファ光
提供会社:中部テレコミュニケーション株式会社(ctc)
提供サービス:10GホームEX
5GホームEX
10GマンションF EX
5GマンションF EX
※2018年12月1日より提供開始(東海地方限定)
光回線が普及して結構立ちますが、まだまだ全国的に2ギガ以上の光回線はエリアがかなり制限されている印象です。
ですが、思ったよりも出してる会社があるなとも思いました。
電力会社系が2社もあってびっくりしました!
2.10ギガになって変わる事
1ギガから10ギガに変わるとどう変わるのか。
単純に10倍になるのですが、イメージしにくいですよね。
日常生活で変化がわかりやすいかなと思う点をまとめました。
・ハイレゾ音源のアルバム(3.5GBの場合)
1ギガ光通信の場合:30.8秒
10ギガ光通信の場合:3秒
最近はCDを購入して聞くよりも、スマホやパソコンでダウンロードして聞く方法が主流になってますよね。
けれど、お気に入りのアルバムを丸々ダウンロードとなると結構時間かかるなぁ…
なんて思った人も多いかと思いますが、10ギガに変わるとたった3秒で終わります!
バタバタする朝でもお気に入りのアルバムを即ダウンロード出来てしまいます!
・PrayStation4のゲームソフトをダウンロード(52GBの場合)
1ギガ光通信の場合:7分30秒
10ギガ光通信の場合:45秒
お気に入りのゲームの発売日になった瞬間にオンラインストアで購入、そのままダウンロードしてすぐに遊びたい!
けれども、ダウンロードに時間がかかってしまい、結局プレイ開始は朝方…
そんな経験の人もいるかと思います。
地域によって回線速度は差がありますが、10ギガに変わると1分も掛からずにダウンロード完了です!
楽しみにしていたゲームがすぐに遊べます!!
・Netflixの4K動画視聴人数
1ギガ光通信の場合:40人
10ギガ光通信の場合:400人
動画配信サービスで人気の高いNetflixの4K動画は25Mbps以上の通信環境を推奨されています。
そこまで大人数で見ることはないでしょうが参考までに。
10ギガに変わると400人で同時視聴が可能に…
もはや大きな映画館ですね。
・スカイプのビデオ通話(HD画質)
1ギガ光通信の場合:666人
10ギガ光通信の場合:6,666人
世界中で利用されているスカイプは使いやすくて人気ですよね。
プライベートでもビジネスでも使われているスカイプですが、同時に会話を楽しもうとすると通信速度は結構必要になってきます。
しかし!10ギガに変わると同時に6666人と会話出来ます!
…こんなに大人数と同時に話して成立するのは聖徳太子くらいではないでしょうか。
まとめ
単純に10倍になると言ってもここまで大きな違いが出てくると普段の生活も劇的に変わっていくかと思います。
スマホの電波も5Gに変わると1回の通信で行うデータ量がかなり増えます。
今は出先から自宅にアクセスして家電等を操作したり、クラウドサーバーからデータを引っ張ってきたりと高速通信ありきの社会になりつつあります。
NTT東日本の発表とありますが、NTT西日本とドコモも同時期に提供予定とのことですので、全国に普及するのは意外と早いかもしれませんね。
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